Pythonの将来性はどれほどなのだろうか。将来性について考えるためには、Pythonがそもそもどのような性質を持つのかを知らなくては始まらない。
Pythonを一言で説明するとすれば、インタプリタ型の汎用プログラミング言語のことだと言える。似た特徴を持つものにはrubyやjavascript、PHP等がある。Pythonが好まれている理由としてはシンプルで覚えることが少ない構文を持ち、一行の中に幾つもの処理を併合させられる点があげられる。
他には標準、拡張ライブラリが豊富で、使いこなせれば多くの作業が可能になる点も好まれている所だろう。その点を鑑みれば、Pythonの将来性は十分に保証されているのではないだろうか。

Pythonエンジニアには、どんなキャリアパスが用意されているのだろうか。この言語は特に機械学習とデータサイエンスを得意としているので、考えられるキャリアとしては二つの道が挙げられるだろう。
一つはサーバーサイドエンジニアを振り出しにインフラサイドエンジニア、チームのテックリーダーを務めてから全体を俯瞰するマネージャーになる道。もう一つはデータ分析ツールエンジニア、あるいは機械学習エンジニアからデータサイエンティストになる道。

どちらの道を選択したとしても順調に出世の道を歩みたいのなら、Pythonの知識だけでは心もとなくなってくるだろう。サーバーOSやネットワーク、あるいは人工知能について幅広い知識を学ぶ必要が出てくる。変化の早いIT業界に身を置き続けたいのなら、学び続けるのは当然のことだ。 もしもPythonを極めたいのであれば、この「今注目のPythonを使った仕事とは」というサイトに必要スキルやスキルアップ方法が記載されているので覗いてみるといいだろう。